『虚な松と陽』-銀魂について思うこと-
今回はいつもと違うタッチで
銀魂の登場人物の吉田松陽を描いてみました。
漫画みたいな感じのイラストにしようかと
珍しく黒縁を描いてるのですが
いつもみたいに油彩で着彩したら
すごい中途半端な松陽先生になりました。
それはさておき、
今回は『銀魂について思うこと』と題して
銀魂の作品全体について綴っていきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【銀魂について思うこと】
話題になってますが、
ここで銀魂ファンである僕からの
銀魂について思うことを語らせて頂くと、
思うんですよね。
銀魂はバトル漫画よりな作風(タッチ)な割には
中身はアウトなパロディが多く
下ネタも多くてかなりお下劣なギャグ漫画で、
そもそも原作者の空知英秋が
めちゃくちゃ捻くれてるんですけど、
シリアス展開になると
それまでのギャグとは打って変わって
読んでて心にグサッと刺さる台詞・描写が
めちゃくちゃ多いんです。
それ故に銀魂から人生観を学ぶことも
しばしばあるんですよね。
特にグッときてるの名シーンが
吉田松陽の件で、
“武士道とは、弱き己を律し強き自分に近づこうとする意思。自分の美意識に沿い精進する志を指すのです。例え氏や素性が無くてもそれぞれの侍になることはできる。悩んで迷って、君の思う侍になればいい。”
というシーンはかなり身に染みております。
このシーンを現代風に置き換えると、
“自分の信念を持って精進していこう。例え周りからどんな目で見られても関係ない。悩んで迷ってなりたい自分になればいい。”
ということを言ってるようにも聞こえます。
他にも、
“人は生まれながらに弱さを抱えている生き物です。残念ながらそれから逃れる術はありません。ですがその弱さに向き合い、抗い、変わろうと苦しむことも出来る。あの小さな侍達が教えてくれました。人は思ったより自由です。”
という台詞もかなり教訓になってます。
強くなるにはまずは弱い自分を認めて
それからどう精進するか、
大人からではなく
子供達からも学ぶことはたくさんある、
ということを感じました。
以上により
だいぶお下劣な作品ではありますが
ということを実感しました。
吉田松陽の名シーンは
こちらの動画もご覧ください🔽
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんなわけで銀魂の作品について
色々綴ってみました。
やっぱり銀魂は最高に不潔ですね。
でも、正直僕の人生は
この銀魂が軸になっているのがあります。
それゆえに、吉田松陽みたいになるのが
何よりも目標です。
たまに何したいんだろうと
悩むことがありますが
そんなときこそ悩んで迷って
なりたい自分を形成していこうと
胸に焼き付けておきます。
そしてそれらを子供達に伝えればいいのかと。
そんな感じで、今回はこの辺にしときますか。
忘れられてると思うので、
今日のイラストを最後に貼っておきます。