『裸の身体、抜け殻の如し』
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そして何もかも失った漢は
そのままトボトボと街の中を歩きました。
“君がいないと生きられない
死してなお君を探し彷徨うか”
そう心で嘆きながら歩いていました。
街は騒がしいはずなのに
やけに静かに退屈に感じました。
これもまた夢なのかと感じもしましたが
今回は夢とはまた違い
魂が今にも抜け出しそうな
生と死を彷徨う感覚でした。
今まで人を信用してこなかったので
余計にそう感じるのでした。
“こんな状況になったのは
彼女を紹介したあの怪しい者のせいだ
話に乗らなければこうはならなかった”
同時に恨みも抱えていました。
しかしあの怪しい者も見つかりません。
そして気がついたら漢は崖の上にいました。
続きは次回
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はい、
とてつもなく絶望に陥ってますね。
一度振られたからってさすがにここまではなりません。
まぁあくまでもフィクションですから。
次回はどうなるのやら。
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